クエン酸は「効果なし」なのか?乳酸は疲労物質ではないことが解明。

筋肉が疲労を起こした時に乳酸が増えた。

乳酸が溜まると身体が疲労を感じる?

じゃあ乳酸を取り除こう!

クエン酸が乳酸を分解することがわかった。

クエン酸を摂取しよう!

 

 

今まではこんな感じで

乳酸を分解するクエン酸を摂取することが

疲労回復につながると言われていました。

 

 

しかしここ最近だと様々な実験の結果

乳酸は疲労物質ではなかったことがわかっています。

 

それならクエン酸は疲労回復に関係無かったの?

という疑問が当然のように湧いてきます。

 

先に答えを言っておくとそれでもクエン酸は疲労回復に一役買っています。

 

 

今日は乳酸は疲労物質じゃなかったのに、クエン酸がなぜ効果があるのか?

について、なるべくわかりやすく説明していきます。

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疲労物質ではない乳酸を減らす効果があるクエン酸の役割とは?

 

クエン酸の役割とは、

「クエン酸回路(クエン酸サイクル)」と呼ばれる、

 

身体のエネルギーを生み出す、

エンジンのような役割を果たす回路を動かすための着火装置(車でいうとバッテリーのようなもの)です。

 

このエンジンはクエン酸の他にも様々な物質が関わっているのですが、

名前からもクエン酸がかなり重要なのがわかると思います。

 

車は一度走ってしまえば、バッテリーの電力を供給し続けることができますが、

もし電力がなくなってしまえば、エンジンは停止か最悪の場合、故障します。

 

クエン酸回路も同じようなもので、

動かし続けるためにはクエン酸という電力の投下が必要です。

 

 

で、上手くエンジンが作動し続けると、

エネルギーを次々に生み出し、疲労を回復することができるのです。

 

疲労=エネルギー切れの状態

 

とも言えますね。

 

ここまでで、どうやらクエン酸は効果がありそうだ

ということがわかったと思います。

 

 

でも乳酸はどこへ行ったのかしら?

と気になる勉強熱心な方は続きを読んでください。

 

 

 

乳酸とは実は「疲労」物質ではなく、「疲労回復」物質だった。

 

この事実には僕も少なからず驚いた記憶があります。

今までの常識と正反対だったわけですからね。

 

 

で、どのようにして回復するのかというと、

 

本来の疲労回復のために必要な物質(アセチルCoA)が

足りなくなった時にその替わりを務めるのが乳酸の役割です。

 

このアセチルCoAというのは、

クエン酸回路にいる他の物質と反応して、

クエン酸になることができます。

 

つまり乳酸は非常時にクエン酸を供給するための非常食のようなものだったのです。

 

 

乳酸が現れ始めた時というのは、

アセチルCoAが足りなくなりそうなことを察知して、

いつでも替わりができるようにスタンバイしているのです。

 

筋肉が疲労した時に乳酸が見られるのはそんな経緯からです。

…本当はめっちゃいいやつですね乳酸。

 

 

 

で、いざ必要な時が来ると、

分解され、クエン酸に変化して役割を果たします。

 

外から見ると疲れたときに現れて、

エネルギーの補給が始まると消えるので

つい最近になるまで諸悪の根源のごとく見られていたのです。

 

でも実際は表舞台に立たないヒーローのような存在だったのです。

 

 

 

身体のエンジンを上手く機能させるには?

 

エネルギーを供給するエンジンである、

クエン酸回路はクエン酸以外にも関わっている物質があると言いました。

 

クエン酸と乳酸にの役割について理解できればいいので、

その他扱いしましたが、それらの物質が足りなくなっても、

当然上手く機能しなくなります。

 

 

一つだけ覚えておいてほしいのは、

その他の物質とは大まかにいうと「ビタミンB群」であるということです。

 

 

つまりエンジンを正常に機能させるために必要なのは、

 

クエン酸+ビタミンB群

 

なのです。

 

 

長々と説明してきましたが、

結局はこの1行に凝縮されます。

 

 

エンジンがちゃんとしてても、
シャフトとか他の部分がダメだと上手く走行できないわけで、

身体も同じように栄養の偏りと不足をなくして
全体をメンテナンスするしかありません。

不足している人にとっては、
もうひと頑張りできるきっかけになるかもしれませんので、
もしお役に立てたなら幸いです。

 

 

 

最後に

 

クエン酸は「筋肉の疲労」に効果があり、

「脳の疲労」には効果が無いという実験結果が出ています。

 

そうなるとデスクワークの疲れには効果がなさそうな感じがしますが、

長時間同じ姿勢を続けると、筋肉が緊張し続ける状態になっているので、

乳酸が溜まることが確認されています。

 

乳酸が出てくるということは、

筋肉が疲労しているサインなので、

クエン酸を供給する必要があるわけです。

 

 

つまり、デスクワークにも効果があると言えますね。

 

 

 

ただし疲れと言っても、

眠くなるタイプの疲れなら、脳の疲労である可能性が高いです。

 

その時はご飯の量を減らしてみましょう。

そして少ない量をよく噛んで食べるようにする。

 

するとエネルギーをたくさん必要とする胃の負担が随分と減って、

疲れを軽減できることが多いです。

 

 

色々と試してみてください。

それでは、ありがとうございました。

 

 

クエン酸を身体に取り入れたい時におすすめの食べ物。
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